年末のメッセージと2020年回顧記事より

香港の友人からの届いた年末メッセージに「It(Covid-19) is really disaster to everyone but we have to keep positive mindset and look forward for future readiness.」と書かれていた。2020年は、新冠肺炎が世界的に流行し、すべての人の生活様式を変え、感染者は8000万人に近づき、失業者が増え、国境が閉ざされた、前例のない人類に対する挑戦的な年だった。それは21年も続く。Positive Mindsetを持て、将来の準備をしよう、という言葉に励まされる。

この言葉に触発されて、昨日、台湾人新婚夫妻の結婚パーティで以下の言葉を贈った。「被一個人深深的愛著將給你力量, 深深的愛著一個人間給你勇氣」。人と人の繋がりが私達を強くする。

【2020年回顧】遠見が選ぶ10大事件

・台湾総統選で蔡英文が過去最高817万票を獲得し当選(1月)

・5G周波数入札で台湾は帯域幅当り世界最高値が付く(1月)

・温暖化深刻。地球の平均気温は記録的な水準に。

・新冠肺炎防疫で地球海陸封鎖続く。

・防弾少年団、ビルボードトップに。韓流初。アジアでは坂本九以来

・F1史上最高勝、L.Hamiliton92勝。M.Schumacherを抜く。

・UEFAスペインが6-0でドイツを下す。1931年以来の大敗。

・女性ダイバーA.Artnik、潜水世界記録更新114m

・米国大統領選Biden、最高齢78歳、最高得票8100万票

・米国の台湾への武器販売183億米ドル、過去最高

【2020年回顧】台湾の街の人に尋ねた(聯合網）

・新冠肺炎流行と台湾の制御

・三倍券(1000元自己負担で3000元が消費に使える)

・中国共産軍の台湾圧力

・中天テレビの閉鎖

・米国豚肉輸入をめぐる論争

・米国大統領選バイデン当選と台湾への影響

・お笑い芸人小鬼の突然の逝去

新冠肺炎が地球を揺るがしている。8千万人に近づく感染者と公衆衛生上の問題だけでなく、政府に対する信頼の変化、生活様式変化に適応する挑戦、失業増や残業減による収入減と生活格差拡大、国家間対立や国民の中での意見の相違の先鋭化、情報に対する信頼の揺らぎ。

個人にできる事は限られるかもしれないが、それでも良いと思う事に前向きに取り組みたい。

本年もお世話になりました。ありがとうございました。どうぞ良い年をお迎えください。