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台湾の松田聖子お天気姐さんとクールビューティ

  朝、目覚めたら、チャネルオンして、だいたい、テレビ東森新聞の天気預報を見る。

中国語分からないが、台湾のぶりっ子松田聖子とクールビューティとひそかに心の中でよんでいる王淑麗さんと張佳如さんのやりとりを眺める。

  台湾の松田聖子は、身振り、手振り、顔振り、華やかに動き、朝のお元気感を前面に出して天気預報の話をする。声は松田聖子と違って少しハスキー。話し言葉の抑揚とリズムに気を使っているのか、天性か、踊るような感じに聞こえる。しばしば台湾の朝の各地に現れて、たぶん天気と結びつけながら、早朝から働くおじさんたちにインタビューもする。始めは、おじさんたちも松田聖子に気圧され気味だが、松田聖子は何気なく肩を触ったりして、リラックス感を出そうと頑張る。その魔術にはまっていくおじさんもいる。歳はわからないが、20代ということは絶対にありえない。30代でもないと思う、が、30代感で押してくるときもある。天気預報と言うと、何となく形式的でぐるぐる丸い形の等圧線や何やら前線が出てきてちょっと難し感を見せるが、台湾の松田聖子は、見事に、完璧にそれを消す。天気図を前に説明する時も、得意の身振り手振り顔振りで、天気図説明の硬さを感じさせない。天気予報を超えた芸の域だと思ったりしている。天気予報が朝の番組の主役であるように押してくる。

  画面でそのお相手役をするのがメインキャスターのクールビューティ。頭はじっと動かない。目元、口元のみが微かに動き、微笑みながら、松田聖子と会話する。

  この二人の対照感とかけあいが(何を喋っているかわからないけど)なんとも良いと感じてしまう。殆どすべての台湾人女性は、この両極端にいる二人の雰囲気の間に居るように思えてしまう。

  最近は、新竹近辺は水不足で、雨の予報に一気一憂するが、台湾の松田聖子は、雨がありませんねーというような軽い感じでそれほど深刻感を見せない。きっと台北に住んでいるから、あまり気にしないのだろう、と思っている。

  よく見ていると、少しは天気予報の中国語も覚える。「陣雨(zhen4yu3)」とは「にわか雨」という意味がわかってきたが、何となくこの字感が良いと感じている。

  最近は若手のメインキャスターとお天気小姐もしばしば登場する。まだまだこのお二人の存在感には敵わないと思うが、どこの世界も同じで、いずれは若手にとって変わられるのだが、このお二人にはもうしばらく頑張ってほしいと思う。

  出社の時間が近づいた。お天気予報を消して部屋の扉をしめる。お元気感いただいて、今日も一日頑張ろう、と思う。加油!台湾松田聖子とクールビューティのお二人も。(新竹市Oさん)



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