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コロナ警戒3級下の台北生活

5月15日、台湾国内の感染予防レベル3へ引き上げられたことを機に、国内の緊張感が一気に高まった。出勤者の中には、天母から台北市内へ自転車で通勤する者、外資系金融機関ではタクシー通勤を認め、補助金を出す方針を打ち出すなど、つい二週間前までゴルフや飲み会をしていた普段の生活が悉く制限され、半ばロックダウン状態。週末、信義の繁華街へ散歩するものの、人が全くおらずまるでゴーストタウン。何も悪いことをしている訳ではないのに、歩いているだけ罪悪感と、警察を見ると捕まるのではないか恐怖さえ感じる。平日外出するのは夜21時の一度のみ、人少なくなった頃合いを見計らい、在宅勤務でなまり切った体を動かすため、近辺を散歩してみる。同じことを考えている夫婦や若者がランニングをしている者が所々いるが、勿論皆マスクや防御用メガネを付けどこか息苦しそうだ。家へ帰る途中コンビニに寄ると、感染者の足跡をたどるための実名記名式制度が採り入れられており、入口の机に準備された紙に名前、電話番号、入店時間を記入若しくはQRコードを読み取ってSMを送ることが必須化、コンビ二に入るのにも面倒を感じる。日々の14時からの政府報道を見つめ、いつまで続くのかと、独身一人暮らしには辛い状況だが、こんな経験も人生一度、来年頃にはあんなこともあったなと笑いながら語れる日々を楽しみに皆で乗り越えたい。(台北市Mさん)

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