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五峰獵人學校を訪ねる(故郷に戻り村おこしする泰雅族の若者との交流PJ)

台湾人の友人の誘いで、故郷に戻り村おこしする原住民の若者との交流PJで、新竹縣五峰郷大隘村にある五峰獵人學校、泰雅族の村、を訪ねました。


午前9時、晴天、竹北市の陸上競技場前に集まりバスで出発、新竹と竹北の間を流れる頭前渓に沿って68号線を走ります。竹東から122号線を走り、約50分ほどで五峰獵人學校に着き、満開の真紅とピンクのブーゲンビリアの花が迎えてくれました。学校のすぐ裏には、頭前渓の上流にある上坪渓が流れ、その向こうは白い岩肌が見える断崖です。川の上では何百羽もの蝶が舞っていました。


紅色が鮮やかな泰雅族の伝統服を着て、この故郷、雅麥(ヤマイ)の村に戻り、村おこしをしている青年たちの村の話を聞きます。中国語なのでよくわかりませんが、キャンプ(露営)ができ、柿が美味しく、しいたけ(香菇)が育ち、漢方薬になる植物(〇連?)も豊かという話をしたようです。その後、泰雅族の踊りを教えてくれたり、竹砲体験などをしました。


村おこしの説明では、青年たちが”熱い思い”で帰郷しても、具体的にそこで何をするか、できるのか、事を始めても簡単には立ち上がらない、親たちとも意見が相違する事も多々ある、結婚相手も見つからない、そうした様々な事が、その熱い思いを長く持たせ続ける困難なども語ったようです。


その後は、竹筒飯を作り、椎茸と猪肉を炙り、椎茸と鶏肉のスープや椎茸の天婦羅などローカル食豊かな食材の料理をつつき、小米酒を飲みました。裏山の山肌には、人の顔が見える、地元の人が言う「祖霊石」が見えます。

芙蓉属のローゼルやジャイアントタロなども多く植生しています。

食後は五峰獵人學校の門をくぐり、森林の中で、弓箭体験や森の動物を狩る仕掛けを見たりしました。


日本でも同じでしょうが、村おこしは簡単ではなく、またどのような事業も同じかと思いますが、初めは元気があり、うまく始まっても、それを長続きさせ、発展させていく事がなかなか難しい。活動に、<外部との交流を含めた様々な刺激を与え続ける仕掛け>を考え、継続的に工夫・発展させていく事が重要かと思います。また、それを<支える人材の成長及び継続的補給>、<資金面の支援>も欠かせないと感じています。



五峰獵人學校


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