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日月潭 (2020.5.23-24)

20.5.23

曇り空、自強113號の屏東行きに乗って新竹から台中へ。車内は満員だった。ネット予約していたので座れたが、予約無しだと難しいかもしれない。台中迄1時間。駅から少し歩いて台湾好行のバス停から日月潭行きのバスに乗る。


約1時間15分で終点の日月潭水社に到着。バス停近くの日月餐廳で昼食。日月潭で採れるという紅魚羅を食べた。身がなかなか多い。自転車を借りて、向山旅客中心まで走る。そこは團紀彦という日本の建築家の作品。湖畔の一角、湖と山を繋ぐ回廊。霧に烟る風景がいっそう引き立っ

ていた。


日月潭は山々に囲まれている。水は深い緑色をしている。蝉の声か虫の声か色々の鳴き声が響いている。寒くもなく暑くもなく、霧に烟る湖を見ていると今は秋なのかと勘違いしてしまいそうだ。台湾ではツアー観光はまだ解禁されていないのでヒトはやや少ない。


水社からバスに乗る。私たち2人しか乗客はいない。湖の周り、森の中を抜けて、夕暮れ伊達邵碼頭に着いた。北海道阿寒湖のアイヌコタンとどこか似ている雰囲気を感じた。小さな老街の坂道を降り切ると日月潭の湖に出る。夕食は龍髭菜と湖で採れた魚。名産の小米酒を夜の老街で買う。



20.5.24

朝はどんよりと曇っていた。天気予報は雨。午前10時過ぎから一気に晴れだした。mが言う、雲と風を見ていたら今日が晴れるのは分かっていた、私は孔明。日月潭が昨日とは違った姿を見せはじめた。


九族文化村行きのロープウェイに乗る。日月潭の全景が広がりはじめた。一山を超える。周りは緑、緑。


文化村を見るわけでもなく、往復し出発駅に戻る。ロープウェイを降りて湖畔を歩く。日陰はまだ涼しい。途中、野生の子猿たちが遊んでいた。近くには父猿と母猿だろうか。母猿は赤ん坊を抱いている。

九匹の蛙が見れる。今年は水不足で、通常は見れない九匹の蛙が全て見れると話題になっているそうだ。


玄奘寺を訪ねた。玄奘大師の遺骨が分骨されていると聞く。7世紀に西域と印度を17年間旅し、1335巻もの仏典を翻訳、中国に伝えたそうだ。大変多くの人に敬われた方だったそう。


伊達邵の街に戻ると、観光客も増え活気がある。日月潭しかいない名物の総統魚を食べる。小骨が多いが、身が繊細で上品な味だった。


昼過ぎ、伊達邵の街に別れ。

バスが台中市に入る。日月潭があった山々も遠くに。来月には稲刈りの季節。台湾の稲作は2期作。




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