鴻海集團加碼26.9億元 增資中國鄭州新能源電池事業
※電池事業強化
鴻海Foxconnは本日夜間に公告し、グループが追加で6億元(約26.9億新台湾ドル)を出資し、中国河南省鄭州市の富士康新能源電池への投資を行うことを明らかにした。
鴻海は、これは長期投資であり、子会社である鄭州鴻富錦精密電子を通じて富士康新事業発展グループに資本注入を行い、その後、富士康新事業発展グループを通じて鄭州富士康新能源電池に投資を行うと説明している。資金は段階的に注入される予定であり、初回は3.5億元(約15.7億新台湾ドル、約73億円)が注入される。
中国メディアの報道によると、鄭州富士康新能源電池会社の事業範囲は、電池製造、電池販売、自動車部品の研究開発などを含む。
調査研究機関であるTrendForceは以前、鴻海が全固体電池分野の展開を強化していると分析し、まず電動二輪車市場での実績を積み重ね、能力を蓄積する可能性が高いとしている。初期段階では主に電池製造メーカーとの協業を通じて製造プロセスに参入し、さらに鴻海グループの電動車両製造業務と結びつけることで、材料、電池セル、バッテリーパックを含むバッテリーサプライチェーンを段階的に構築することが見込まれている。
資料によれば、富士康新事業発展グループは昨年12月に河南富士康新能源汽車産業発展公司を設立しており、電動車両の主要部品製造、完成車販売、電動車両バッテリーのリサイクル利用などの事業に注力している。
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