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IOWN通信、東京から桃園までわずか17ms データセンター距離の制約を解消(12/5)

IOWN通訊東京到桃園僅17ms 資料中心距離不受限(Digitimes,12/5)

 

2024年11月25日から29日にかけて開催されたNTT技術展示会において、NTTは台湾の通信大手である中華電信とのIOWN試験を発表した。この試験では、東京と桃園間3,000キロメートルの通信遅延がわずか17ミリ秒(ms)であった。光信号が3,000キロメートルを伝達するのに要する時間が15ミリ秒であることを考慮すると、実質的な遅延はわずか1~2ミリ秒である。これにより、日本と台湾間で約2.5分かかっていた大量データの転送時間が、1分以内に短縮された。日本と台湾間の試験にとどまらず、NTTはアメリカ、イギリス、インドでも試験を実施している。特にイギリスでは、約89キロメートル離れた2つのデータセンター間で遅延が0.893ミリ秒に抑えられ、従来の10ミリ秒水準を大きく上回る結果が得られた。また、光ファイバー通信に限らず、無線通信においても現在の5G基地局の有効通信距離が10キロメートル程度であるのに対し、IOWNプラットフォームを用いることで30キロメートルに拡大可能であり、基地局の密度を削減できるとされる。  <以下略>

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