富采終止連8季虧損 Micro LED切入光通訊布局終端客戶(Digi)要約
- 富采光電Ennostarは2024年第3四半期に8四半期連続の赤字を終止し、売上高66.91億台湾ドル、前年同期比8.6%増、純利益0.07億台湾ドルを達成した。- Micro LEDを活用したAIサーバー向けシリコンフォトニクス応用の研究開発を推進しており、省エネと低発熱を武器に短距離伝送での優位性を強調する。- 製品別売上では、NB/ディスプレイ/スマートフォンバックライトが全体の21%を占め、自動車関連が19%、専門照明が13%と続く。- 第4四半期は需要減少を受け、工場整備や設備の更新を進める予定であり、特に効率向上やコスト削減に注力する。- 子会社の晶電Epistarはセンサ用と特殊照明で2024年に2桁成長を見込んでおり、ウェアラブルや顔認証技術の需要増加が寄与する。- 中国の新エネ車市場の急成長を背景に、車載用LED生産を強化し、滁州工場で2025年後半に新ラインを稼働させる計画である。- 欧州や日本市場への供給網拡大を目指し、特に高品質LED技術を武器に、今後2~3年で国際市場での競争力を強化する方針である。- 南韓企業のLED事業撤退に伴い、国際市場でのシェア拡大に有利な状況にあると見込まれる。
Comments