“新竹市是北台灣的文化古都,人文薈萃、文風鼎盛,同時多種語言族群融入,讓這個城市呈現出豐富獨特的文化” – 漫步風城/新竹市文化局
新竹* は豊かな自然と文化を育んでいる台湾北西部に位置します。客家の人々も多く居住します。新竹は台湾で最も強い冬の季節風が吹くことから「風城(風の都)」と呼ばれています。沖積平野が北西から南東に喇叭状の為、冬の季節風が集まり非常に強く吹きます。その風を利用して作るビーフンは新竹の特産品です。交通は、北は桃園市/新北市/台北市へ、南は台中市/台南市/高雄市へつながる幹線に位置し、新幹線(高鉄)や台湾鉄道の停車駅もあります。
* ここでは、新竹市と新竹縣の両方を指して新竹と呼びます
歴史 もとは台湾原住民の平埔族のひとつタオカス族が住んでいた地域の呼び方の音から「竹塹」になったと言われています。明永曆15年(1661)に楊氏が駐屯を命じられ、康熙57年(1718),王世傑が一族を率いてこの地に入ったのが漢族による新竹開墾の始まりといわれます。淡水が開港すると、漢人、外国人が雑居し、繁栄していきました。光緒元年(1875),台湾防衛の為、沈葆禎の奏上で、この地域は、淡水縣、新竹縣と分けられ、台北府がそれを管轄しました。日本統治時代(1895-1945)、新竹は台北縣新竹支廳(1895)、新竹縣新竹辨務署(1897)、新竹廳(1901)、新竹州新竹郡新竹街(1920)となり、昭和5年(1930)年市に昇格し、市役所が置かれたのが、新竹市の始まりになります。1945年台湾が復権すると、中華民国台湾行政府の下で市となりました。
新竹市は、西の南寮地区は台湾海峡に面し、北と東は新竹縣に接します。面積は104km2、人口は約57万人(20年9月)。市花は杜鵑花(シャクナゲ)、市鳥は喜鵲(カササギ)、市樹は黒松(クロマツ)。台湾トップの工科大学の清華大学、交通大学や最近多くの政治家を輩出する中華大学、元培医事科技大学などがあり多くの学生が住む街です。また、台湾ハイテク産業・半導体産業の中心地「新竹サイエンスパーク」を抱え、世界的なIT・エレクトロニクス・半導体関連企業が集積、日系企業も多く進出しています。
新竹縣は台湾の西北部に位置し、北は桃園縣、南は苗栗縣、西は台湾海峡、東は雪山山脈・大霸尖山と接します。三面を山に囲まれ、面積は1428km2、人口は約57万人(20年11月)です。鳳山溪と頭前溪河口の沖積平野を除けば、大部分が丘陵、大地、山地になります。台湾高鉄(新幹線)の新竹駅があり、高鉄に乗れば台北まで約32分、桃園国際飛行場まで約20分、高雄まで約90分で行ける交通に便利なところです。縣花は茶花(Camellia,椿)、縣鳥は五色鳥(Muller's barbet,ゴシキドリ)、縣樹は竹柏(Decussocarpus nag, シノニム, チカラシバ)。
自然、歴史、文化とハイテクが出会う街と地域、そんな新竹で愉しく過ごす為の情報を整理しています。今後もますます発展する街になるでしょう。
※新竹市と新竹縣は行政上各々独立しています。新竹市は旧省轄市で、縣と同等の存在として行政院に直属します。新竹縣も行政院に直属します。
新竹市 人口 45万人(2020年9月)
新竹縣 人口 57万人(2020年9月)
苗栗縣 人口 54万人(2020年9月)
新北市 人口400万人(2019年5月)
台中市 人口281万人(2019年5月)
高雄市 人口278万人(2019年5月)
台北市 人口266万人(2019年5月)
桃園市 人口219万人(2020年9月)
台南市 人口189万人(2019年5月)